ロシアが開発した新型コロナワクチンの評価はいま一つ 日本も相手にせず?
プーチン大統領は8月11日、ロシア保健省が開発した新型コロナウイルスワクチンを認可したと発表した。世界で初めて認可されたワクチンは、ガマレヤ国立研究所で開発され、安全性や効能を確認する最終段階の臨床試験が続行中である。
ガマレヤ国立研究所は「政府が来年1月末までに月産500万本分の体制を整えることを計画している」と明らかにしており、生産の一部はブラジルでも行われる予定である(8月13日付ロイター)
ロシア製のコロナワクチンは「スプートニクV」という名前で海外市場において販売されることになっており、既に海外から10億回分のワクチンの注文を受けているという(8月12日付ニューズウィーク)。...