「東出昌大」順調に復帰を進める中で、世の中はどう思っているか聞いてみたところ…

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「真剣に不倫しちゃったのが」「役者なんだからこの経験も芸の肥やし」

 あの顔にして189㎝もある身長、やっかむ気持ちがあるのは若さと容姿に自信があるからですかね。私なんかは次元が違いすぎてやっかみという感情すら湧きません。

「杏さんの旦那という認識しかなかったから復帰もなにもピンときませんが、男なら1回や2回浮気ぐらいするでしょう? でも真剣に不倫しちゃったのがまずかったですね。もはやそれって不倫じゃないし……」(38歳既婚男性2児の父)

 この方はもしや自身に置き換えての感想なのか? とも思いましたが、あえて掘り下げませんでした。

 では最後に……。
「不倫だなんだなんて家庭の問題だろ? ほっとけばいいんだよ。役者なんだからこの経験も芸の肥やしになるだろう。これから頑張れ! くらい言ってやりたいよ」(50代既婚男性)

 令和の世においてここまで清々しい前時代的ご意見を頂けるとは。こういう人もまだまだいるんですね。眼から鱗がボロボロ落ちていきました。

 皆様のご意見、否定も肯定も致しません。世間には様々なモノの見方が存在するということでしょう。
 しかし、東出昌大さんのデビュー以降の遍歴を見ていますと(一部なのかもしれませんが)、杏さんと結ばれることで一つ地位を築き、唐田えりかさんと不倫したことで今までのイメージを大きく崩し、共演者である長澤まさみさんの優しさと肝っ玉の据わり具合に救われ再び表舞台に返り咲き……と、大きなエピソードの影には必ず女性の存在があるような。女性に運命を委ねた人生のように思えます(ご自身の努力で掴んだ地位でもありますが)。

 これからもその独特な存在感を武器に素敵な道を歩んでほしいものですね。
 もちろん、これから最高に幸せな時間を過ごしてほしいのは杏さんとお子様であることはもちろんなのですが。

徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。現在YouTube「徳光ちゃんねる」でも活躍中。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年8月22日掲載

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