日本再上陸ヒュンダイ…「品質世界トップ・販売ベンツ超え」でもクレーム山積み
反日・不買運動の中で、国民は常に愛国心を試されている
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、電気自動車ではなく水素自動車を強く推挙してきた。そのプッシュもあって日本再上陸を果たそうとするヒュンダイ。どんな未来が待っているのだろうか?
折からの反日・不買運動の中で、国民は常に愛国心を試されている。今までレクサス、ベンツ、アウディ等の輸入車を好んで乗っていた企業トップは、反日や愛国心の欠如を槍玉に挙げられないように行動せざるを得ない。リスク回避を考えればジェネシス以外の選択は果たしてあるだろうか。
ある意味で資本主義が正常に機能していないいびつな体制において、上げ底で勝ち取った「ベンツ・BMWを抜いてトップ」にどれだけの価値があるのだろうか。と同時に、世界で品質トップを戴冠した割には、クレームやリコール対象となる不具合の発見が絶えないというギャップに、韓国国民が失笑を禁じ得ないこともまた事実である。
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