「松田聖子」公式ショップがコロナで”閉店” 再ブレイクのカギはYouTubeか

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 コロナ禍のあおりを食った芸能人は多いが、この人のケースは相当“悲惨”な部類に入るのではないか。歌手活動40周年記念コンサートやアルバムの発売が相次いで延期となった松田聖子(58)。その上、公式ショップまでオンライン化を余儀なくされ……。

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 8月11日をもって営業方式をオンラインに変更することになったのは、東京・表参道にある聖子の公式ショップ「フェリシア・クラブ」である。

「聖子さんのお店は元々『フローレスセイコ』という名前で目黒区自由が丘にありました。そこが開店したのは彼女が26歳の時。後に名前を『フェリシア・クラブ』に変え、3年前に表参道に移転しました」

 と、聖子ファンの一人。

「お店には聖子さんのお母さんが来ることもあり、みんな楽しみにしていました。表参道のお店のオープン記念日が8月11日なので、今年はその日にお母さんが来るかもしれない、と噂になっていたのですが、閉店でそれも幻に。残念がっているファンは多いです」

再ブレイクのための秘策

 店で売られていたのは、パンフレットやTシャツといったコンサートグッズや、聖子が海外で買い付けたという雑貨などで、

「千円買うごとに1ポイント貯まるポイントカードがあって、それを集めるのも楽しみでした。有効期限は1年で、100ポイントまで貯められる。2年前には、100ポイント貯めたファンが、一番良い席が約9万円もする聖子さんのジャズライブに招待されたこともありました」

 別のファンはそう話す。

「今回、ネットショップに変わるということで、これまでに貯めたポイントはどうなるんだろうと思います。なにせ紙のカードなので、ポイントをネットに移行するとは考えにくい。おそらくポイントはなくなってしまうのでしょうね」

 ファンにため息をつかせる出来事が相次いでいるわけである。そんな聖子の活動らしい活動といえば、

「8月9日にファンクラブ会員限定で、聖子さんのオンライントークショーが開催されます。1部1時間程度の3部構成で、チケット代は1部4800円です」

 と、先のファンは話すが、芸能記者は首を傾げて、

「そんなトークショーだけでお金を取るとは驚きです。今時どんな人気芸能人でもトークくらいYouTubeで無料で視聴できますよ」

 と、指摘するのだ。

「ライブやディナーショーができない今、ネットでこけるのは結構な痛手です。彼女のYouTubeチャンネルも、これだけの大物で登録者数約3万人は少なすぎます。カラオケをやっている姿を届けるなど、ユーチューバー化すれば相当話題になるはずですが……」

 2年後の還暦を前にプライドを捨てられれば、再ブレイクもあるかもしれない。

週刊新潮 2020年8月13・20日号掲載

ワイド特集「コロナ禍の女」より

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