「藤田ニコル」もオスカー独立か 「森泉」「紫吹淳」も“離脱”秒読みの背景

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「あんまり喋ると怒られちゃう」

 収束の気配すら見せないコロナ禍に、人気タレントの大量離脱も相まって「オスカー帝国」が揺れている。看板タレントである藤田ニコルの母と事務所がギャラを巡って揉めており、独立も噂される状況なのだ。そこで本人に聞いてみると――。

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「あんまり喋ると怒られちゃうので……」

 本誌(「週刊新潮」)記者が声を掛けると、藤田ニコル(22)はそう言いつつも、事務所との“銭闘”疑惑について口を開いた。

「そんなに大げさな話じゃないんですよ。確かに、お母さんと会社が何度か話し合いをしているのは本当ですけど。でも、揉めてるってわけじゃなくて、ギャラとか契約とかをもっとイイ感じにしていこう、と……」

 彼女が語る“会社”とは、日本を代表する巨大芸能事務所「オスカープロモーション」に他ならない。

 古賀誠一会長(80)が一代で築き上げた「美の総合商社」は、実に6500名ものタレントを擁する。だが、このところ、オスカーがメディアを騒がせているのは人気タレントの相次ぐ“離脱”によってである。

 昨年末には、剛力彩芽や武井咲と共に“オスカー平成三人娘”に数えられた忽那汐里(くつなしおり)が退所。岡田結実や長谷川潤、ヨンア、草刈民代らもオスカーを去っている。さらに、今年3月末に本誌がいち早く報じたのは、「ドクターX」シリーズの大ヒットで事務所を牽引した米倉涼子の独立だった。

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