チャラ男というよりハラ男? 手越祐也の「暴露本」を読んでわかった危険な欠点
近年、こんなに買うのが恥ずかしかった本はない。手越祐也の告白フォトエッセイ「AVARANCHE~雪崩~」。読まずにあれこれいうのも、と思い読んでみたものの、彼のヤバさを再確認しただけだった。
一番引いたのは、暴力に訴えて自分の主張を通そうとするくだりが数回あることである。「スタバのカップを楽屋で叩きつけた」「スタジオの椅子を投げた」「マイクを床に叩きつけた」など。本人によれば、日本人は事なかれ主義でいい子ちゃんが多すぎる。多少モメても自分の信じる道を貫き通せ、と伝えたいようだ。...