サムスン・ヒュンダイ…日本を模倣した2大企業は日本に依存し、韓国経済を支える

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不買を言う前にギャラクシーを処分すべきという声が出たほど

 サムスンのギャラクシー携帯は中身の70~80%以上が日本メーカー製といわれている。昨年の日本製品不買運動でも、不買を言う前にギャラクシーを処分すべき、という声が出たほど、サムスンは日本に依存している。

 サムスンの創業家は日本生活の経験者が多く、日本に太いパイプを持つ。創業者の李秉喆氏と2代目の李健煕会長は早稲田大学、サムスン電子現副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)氏は慶應義塾大学大学院で学び、新世界百貨店の李明熙(イ・ミョンヒ)会長も日本で過ごした経験があるなど、日本と積極的にかかわってきた。

 半導体で成功したサムスンは自動車産業にも進出。1994年に日産の技術支援を受けて、98年、日産・セフィーロと瓜二つの外観を持つSM5の販売にこぎつけた。しかし、アジア通貨危機の余波で、販売開始から1年半後の2000年に経営が破綻し、三星(サムスン)自動車は日産を買収したルノーの傘下に入った。

 2005年に販売を開始した2代目SM5は日産・ティアナと似た外観で、11年に発売した3代目はルノー車がベースになったが、一部モデルは日産子会社のジヤトコ製エンジンを搭載しており、韓国車のなかで最も信頼性が高いとルノーサムスン自動車の営業社員は自慢する。

 輸出車はルノー、韓国内はルノーサムスンのブランド名で販売しているが、2020年から順次、22年までにルノーブランドに統一される予定だ。

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