韓国、漢字撤廃政策のツケ…過去にこだわる民族が歴史を知らないという皮肉

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歴史書の原文を読むことができなくなった韓国人

 東アジアの経済交流が活発化しているいま、日本人と中国人、台湾人は、言葉が通じなくても筆談やスマホに漢字を打ち込んである程度、コミュニケーションギャップを防ぐことができるが、漢字語を使う国のなかで、韓国人だけ理解ができず、誤った解釈を堂々と口にする。

 日本は鎌倉時代以降の公文書は漢字とひらがなを併用しており、日本人は過去の文書を原文で読んで判断できる。

 一方、韓国は、1945年以前は漢字表記か漢字とハングル併用であり、漢字を読めない韓国人は、歴史を原文で知ることができない。

 政府や政府御用達の学者が歴史認識を操ることは、さほど難しいことではない。日帝残滓といいながら中国発祥の漢字を禁止した背景はそこにありそうだ。

 韓国の反日が好んで使う「歴史を忘れた民族に未来はない」というフレーズは、歴史書の原文を読むことができない韓国人を指している。

佐々木和義
広告プランナー兼ライター。商業写真・映像制作会社を経て広告会社に転職し、プランナー兼コピーライターとなる。韓国に進出する食品会社の立上げを請け負い、2009年に渡韓。日本企業のアイデンティティや日本文化を正しく伝える必要性を感じ、2012年、日系専門広告制作会社を設立し、現在に至る。日系企業の韓国ビジネスをサポートする傍ら日本人の視点でソウル市に改善提案を行っている。韓国ソウル市在住。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年8月11日掲載

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