今年の巨人の戦い方で思い出す「川上哲治監督」の言葉【柴田勲のセブンアイズ】

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 巨人が7月31日からの広島戦(東京ドーム)の3タテを逃した。3連戦の最後の8月2日、先発・桜井俊貴が3回途中5失点でKOされ、序盤から主導権を握られた。終わってみれば大差負け、対広島2カード連続の3タテはならなかった。

 川上(哲治)さんが1シーズンに臨んでよくこんなことを話していた。

「序盤から打線が点を取って投手陣が抑える。なにもしなくても勝てる。これが3分の1ある」かと思えば、「先発が打ち込まれて早々と大量リードを許す。手の打ちようがない。...

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