指原莉乃さんもTikTokに懸念…中国の領海侵入・謎の種・怪電話をスルーでいいのか?

国際 中国

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「得体の知れない種が届いたら植えないようにしてください」と注意喚起を

 それに呼応する形で東野幸治さんも「俺もありました。何気なく(電話に)出ると、録音した中国語でわーっとしゃべられて。よく分からんかった」と話をされていました。

 幸い私はまだ経験していないのですが(TikTokを使用していないからかしら?)、こんなことがあったら不気味に思いますよね。そして少し思慮すれば、なんらかの意図があるのでは? と勘ぐりたくなるはずです。

 アメリカのトランプ大統領は、中国のバイトダンスが運営する動画投稿アプリTikTokについて、個人情報などの情報流出の懸念があるとして、「米国での使用を禁じる」と表明しましたね。そのこととも密接に関係しているのではと思えてなりません。

 これらのことを見ただけでは、中国がなんの目的で不可解な行動を起こしているのかはわかりません。しかし、日本人にとって有益なことをしてくれているとは間違っても思えません。新型コロナ報道も大切かもしれませんが、この中国の問題をもっと大きく取り上げて注意喚起するのがテレビをはじめとしたマスコミの役目ではないでしょうか?

 単純に「得体の知れない種が届いたら植えないようにしてください」とか「変な中国語の電話がかかってきたらすぐに切ってください」だけでも良いんです。情報ツールがテレビや新聞のみの方もいらっしゃるわけですから、その方達に向けて正しい注意喚起をして欲しいものです。

 ここまで語らせていただきましたことは、中国におけるほんの一部の問題に過ぎないことは承知しておりますが、あの国は従軍慰安婦像の前で我が国の宰相の土下座像を立てる隣国(民間人がおこなったことであって国の姿勢ではないことを信じたいですが、民間だからといって許されるレベルでもない話ですが)のように直情的でわかりやくない分、不気味な存在です。

 中国への注視をマスコミも国家も怠らないようにしていただきたいですね。

 しかしどうも与党でも媚中派のベテラン議員さんがいたりして、自分が利益を得るシステムを持っているのか弱みを握られているのかハニートラップにでも引っかかったのか、及び腰なのが気になって仕方がありません。

 皆様におきましてはどうかその「不安の種」が届きましても植えないようお気をつけくださいませ。

徳光正行(とくみつ・まさゆき)
1971年12月生まれ。茅ヶ崎市出身。日本大学芸術学部在学中よりミュージシャンを目指すが、父の病により断念。その後、司会業やタレント業に従事する。また執筆活動にも着手し『伝説になった男~三沢光晴という人~』『怪談手帖シリーズ』などを上梓。4月27日には岩井志麻子氏との共著『凶鳴怪談』を出版。現在YouTube「徳光ちゃんねる」でも活躍中。

週刊新潮WEB取材班編集

2020年8月3日掲載

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