最低視聴率を記録した織田裕二「SUITS2」 「中島裕翔」が霞んでしまっているワケ
中断時に流した旧作ドラマの失敗
確かにスタートを我慢したドラマの視聴率が良いようだが、内藤剛志の「警視庁・捜査一課長」(テレ朝)は「SUIT2」同様に、4月にスタートし、再放送を挟んで再スタート。それでも視聴率は12%以上を取っている。
「『捜査一課長』の場合、中断中も旧シリーズをアレンジして放送していました。そのため、中断した感じがほとんど無かった。一方、『SUIT2』の場合、中断中は『コンフィデンスマンJP』(18年)の傑作選、今年限りで芸能活動を休止する大野智の『鍵のかかった部屋』(12年)、さらに20年前の松嶋菜々子主演『やまとなでしこ』(00年)と全く別の旧作が特別編として放送されていました。今さら『SUITS2』が再開されても、なんだか中途半端ですよね。結局、ドラマ好きだって、1シーズンに見るドラマは2~3本でしょう。3本目、4本目にはなれなかったということでしょう」(同)
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