井上尚弥の“仲良し従兄”が引退 尚弥への影響を懸念する声も
今月16日、緊急事態宣言解除後初めてとなるボクシングタイトルマッチが無観客の後楽園ホールで行われた。うち1試合は日本スーパーライト級タイトルマッチで、王者の井上浩樹(28)がTKO負けを喫した。
浩樹は、WBSSバンタム級王者・井上尚弥(27)の従兄として知られる。プロ16戦目にして初の黒星だったが、翌17日、浩樹は自身のツイッターで現役引退を発表してしまった。
「彼の引退は、尚弥に影響を及ぼすかもしれません」
テレビ局関係者が語る。
「というのも浩樹は、尚弥とその弟拓真(24)と大の仲良し。いじられキャラの浩樹はムードメーカーとして欠かせない存在なのです」
練習や試合で常に行動を共にし、尚弥のWBSS準決勝が行われたイギリスにも帯同していたという。
「3人のうちの誰かの試合が終わると、コンビニに集合してカップ麺をすするのが、3人だけの打ち上げというか儀式になっています。その一口のために苦しい減量に耐えているとも」(同)
固い絆で結ばれたトライアングル。その一角が欠けてしまうのか。
「引退は、事前に尚弥らにも相談せず、自分一人で決めたらしいです」
と明かすのは、3人が所属する大橋ジム関係者。
「もちろん尚弥は残念がっています。けれども、ボクシングはやる気を失ったら危険でしかないスポーツなのでね。仕方ありません」
引退しても、彼が尚弥のサポートに回るなら心強いが、ボクシングの世界から離れるとしたら尚弥にとって痛手に違いあるまい。
「オタクの浩樹は“引退後はアニメ業界で働きたい”と言っています。初の敗戦で気が動転しているところもあり、実際にはどうなるのかわかりませんが」(同)
18日未明、尚弥はツイッターでこう呟いた。
〈コンビニで浩樹のお疲れさん会してるよ〉
塩味が効いたカップ麺で。