「三浦春馬さん」が抱えていた家族問題 母親と事務所間の金銭トラブル

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 三浦春馬さんのあまりにも早すぎる死。映画や新曲のMVを観れば、彼の演じる姿は変わらず我々の心を奪うが、これだけ世の人に愛された三浦さんは、どうして自ら命を絶たねばならなかったのか。知人の証言からは、複雑な家族問題が見えてくる。

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 茨城県土浦市に生まれた三浦さんは、小学生になってしばらくして両親が離婚する。母親と二人暮らしとなったが、中学校に上がる頃に母が再婚。継父とひとつ屋根の下での生活が始まるも、芸能界で注目を集め、高校進学を機に上京した。三浦さん母子と親交のあった知人は、二人の仲睦まじかった様子をこう振り返る。

「母親は、春馬のことを“ハルちゃん”と言い、彼もまた同様に母親の下の名をちゃん付けして呼び合っていた。仕事がオフの時には、伊豆などへ一緒にスキューバダイビングに行くほど仲が良かった」

 しかし近年、母子関係は悪化していったという。

「3、4年ほど前かな。春馬がぽつりと“オレ、お母さんと絶縁した。もう何年も連絡とってないよ”って漏らしたことがあってね」(同)

 仲が良かった二人の間に何があったのか。某キー局のディレクターは、こんな出来事を証言する。

「春馬さんの両親は、生活が苦しいからと、息子を通さず事務所にまとまったお金を無心したり、ギャラを上乗せするようマネージャーを呼び出して、社長への口利きを頼んだとか。それを知った春馬さんは激怒。親子は絶縁したという話が流れています」

 トラブルはそれだけではなかった。先の知人によれば、三浦さんの母親は長年マルチ商法まがいのハーブティーの販売に熱を上げていたが、三浦さんのブレイク後、“三浦春馬も飲んでいます”を売り文句にして、友人にネズミ講のようなことを推奨。それを知った三浦さんは、自分の名前を商売に使われたことを嘆き悲しみ、絶縁の遠因になったという。

 金銭トラブルについて所属事務所は、

「個別の質問に関する回答は控えさせていただきます」

 と述べるばかり。

 7月30日発売の週刊新潮では、知られざる三浦さんの家族問題に迫る。

週刊新潮 2020年8月6日号掲載

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