米中対立激化で韓国「二股外交」の限界 国論分裂の先には「核武装」?
中国におべっかを使うのをやめて米国側に戻るか、逆に米国との同盟をうち切るか――。米中対立が日増しに厳しくなる中、韓国の国論が分裂した。韓国観察者の鈴置高史氏が展開を読む。
鈴置:「二股外交が不可能になった」と韓国人が頭を抱えています。「米中対立がここまで激化した以上、もう、米国は韓国の中立を許さない」との判断です。
代表的な論文が月刊朝鮮2020年7月号の「韓国は強大国の立場から見れば弱小国に過ぎない――『ミロス談判』と岐路に立つ韓国」(韓国語)です。...