「慰安婦少女の前に跪き謝罪する安倍首相」像…私費で建設した本人が取材に語る

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一国の現職首相を揶揄する像が果たして芸術なのだろうか

「水曜集会」と「慰安婦少女像建設」を推進する側は、終始一貫して日本の戦争犯罪に対する心のこもった謝罪と反省そして賠償を要求してきた。安倍首相は朴槿恵前大統領と2015年に締結した「慰安婦問題日韓合意」で、駐韓日本大使館の少女像の移転、第3国の慰安婦記念碑、「性奴隷」という用語の使用中止などで合意。書面上で、慰安婦被害者に哀惜の念を表現した。

 このような合意を事実上破棄したのは、他ならぬ文在寅政権であり、したがって、謝罪を受けなければならないのは、韓国側ではなく日本側だ。韓国側は新たに慰安婦像を建設し続け、これを擁護する発言を続けている。

 新たな慰安婦像は安倍首相をモチーフに当初から計画をしていたはずである。一国の現職首相を揶揄する像が果たして芸術なのだろうか。こうした行動は韓国に対する日本人の心に「永遠の贖罪」ではなく「永遠の怒り」を刻むことになりかねない。

週刊新潮WEB取材班

2020年7月28日掲載

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