解任「北大総長」の反論 「私は文科省にはめられた」

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 騒動に新たな爆弾である。「パワハラ」を起因として文科省に解任された北海道大学の前総長。処分への不服を唱え反論したが、その中で“黒幕”は文科省だ、と告発してもいるのだ。

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 名和豊春・前総長(66)が解任されたのは、6月30日のこと。

 名和氏はセメント会社の出身。母校の大学院工学研究科の助教授となり、3年前に総長に就いた。しかし、翌年には「パワハラ」の嫌疑をかけられ、学内に調査委員会が設置される。同委の認定を受け、同大の総長選考会議が昨年7月、文科省に氏の解任を申し出た。...

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