パクり大国・韓国の知的財産権は、誕生したときから日本を模倣してきた…実例集
無印良品そっくりで「No Brand」を名乗る
韓国ロッテとロッテの子会社として創業した農心は、早い段階から日本を“ベンチマーク”して、日本製品を模倣してきた。そして、新世界百貨店やEマートを運営する新世界グループもまた、日本のベンチマークに余念がない。
サムスンを創業した李秉喆(イ・ビョンチョル)氏の末娘で、新世界グループの李明熙(イ・ミョンヒ)会長と娘の鄭有慶(チョン・ユギョン)新世界百貨店総括社長は、一部で「韓国財界トップクラスの日本通母・娘」といわれている。
グループのウェスティン朝鮮ホテルの日本料理店を韓国一にするべく、日本から御眼鏡に適う料理人を招聘したという。2014年、ロッテホテルが在韓日本大使館主催の自衛隊創設60周年記念レセプションを一方的にキャンセルして、在韓日本大使館とロッテホテルの間に確執が起きると、ウェスティン朝鮮がそれを代わりに請け負った。
2015年の安倍首相訪韓時も、それまで日本の首脳の常宿だったロッテホテルに代わって、ウェスティン朝鮮ホテルが宿泊先に選ばれた。
その新世界グループが2014年、Eマートで新しいプライベートブランドの販売を開始した。ブランド名は「No Brand(ノーブランド)」だ。当初は食品を中心にEマートの各店で販売していたが、日用品から生活雑貨、家電や文具にも手を広げ、単独店の展開も開始した。名前はもちろんのことラインナップも無印良品とそっくりだ。
新世界グループはまた、2018年にドン・キホーテをベンチマークした「ピエロショッピング」を開店した。訪日韓国人数がピークに達した年で、ドン・キホーテは日本を訪問する韓国人旅行者が必ず訪れる「聖地」である。
長官曰く「特許は用語もシステムも日本から来た」
模倣は、既存企業の知的財産権を侵害するが、韓国のコピー文化は人々の生命も危うくする。
韓国の電力は30%を原子力発電が担っている。2012年、その原子力発電所で10年以上に亘ってコピー部品が使われていたことが判明した。
フューズ・継電器・電子部品など237品目、7680個のコピー部品が韓国水力・原子力発電所に納入され、判明しただけで5200個が使われていた。原発の部品は指定検証機関が発給する「品質検証書」の提出が義務付けられているが、その「品質検証書」に偽造が見つかったのだ。
韓国で特許や商標、意匠などの知的財産権は「特許庁」が管轄する。パク・ウォンジュ特許庁長は昨年7月に中央日報に寄稿したコラムで、「特許は用語もシステムも日本から来た」と書いている。中国と台湾は「専利」、英語のパテントは「公開」を意味し、特別に許可するという意味を持つ名称は、日本と韓国くらいでしか使われない。
韓国の特許第一号は1909年8月。韓国にはいまでも日本の統治時代に起源を持つものは少なくない。しかし、「特許」は日韓併合前である。1882年、韓国近代医学の父と呼ばれる池錫永氏が「専売」という語で知識財産権の導入を提唱したというが、時の韓国政府は日本式の「特許」を採用した。
韓国の知的財産権は、誕生したときから日本を模倣してきたのである。
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