外国人参政権を認めるべきでない理由(KAZUYA)
東京都知事選投票日の7月5日に、あるツイートが少し話題になりました。その投稿者は在日韓国人で、日本で生まれ育ったのに選挙権がないと訴え、「もしあなたが自分の友達だったら、おかしいと思ってくれるのではないか」という趣旨のことを書いています。
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しかし自分は、おかしいとは思いません。
確かに日本で生まれ育ったのに、自分に日本での選挙権がないのは複雑な心境でしょう。それは理解しますが、今後も日本で働き、終生日本で生きていくというのであれば日本国籍を取得する選択肢もあるでしょう。そうすれば心置きなく一票を投じることができます。日本国の一員としてやっていく意思があるのであれば、大歓迎です。
外国人に選挙権がないのは日本に限った話ではなく、多くの国がそうでしょう。
帰化する気はない、でも選挙権はよこせなんてわがままな話だとは思いませんか。逆に日本のために政治参加したいと思っているのであれば、帰化しない方が不可解でなりません。日本で生まれ育っても、帰化しないのであれば、外国人であるという事実に変わりはないはずです。
ありがちな反論として「外国人だって税金を納めているじゃないか」というようなものを見ます。しかし、その反論の仕方には異議があります。そもそも日本における選挙権は日本国憲法に由来する国民固有の権利だからです。
税金をいくら納めたかで決まるものではありません。金持ちが10票貰えるわけでもなく、事情があって働けず、税金をまともに納めることができない時に選挙権がなくなることもありません。何故なら国民固有の権利だからです。この「税金」のレトリックは頻繁に見かけますが、説得力のある理屈だとは思えません。
他にも「帰化の手続きは大変だから」といったものも見受けられますが……国籍の変更とは、そんな軽い気持ちでするものではないでしょう。本当にその気があるのであれば、帰化してくれとしか言えません。
左派界隈には外国人参政権を認めようとする勢力もいます。地方ならいいじゃないかと懐柔を図っているようですが、地方でもダメです。日本は少子高齢化ですし、地方は過疎ってます。もし認めたら、ある地域に外国人が集団で移住し、地方参政権を持てば合法的に日本の自治体を支配することができてしまうでしょう。
左派というのは外国勢力を常に楽観視し、安倍政権のような日本国内の勢力を常に危険視するという傾向があるように思います。地方参政権を認めれば、近い将来、じゃあ国政もという話にもなってくるのは、目に見えています。
選挙に参加することができるというのは、文字通り政治を動かすことになる訳ですし、警戒して当然です。SNSを見ていると「いい人だと思われたい輩」「他人に寄り添う自分をイケてると思ってる輩」が安易に賛同しているように感じますが、ちゃんと考えた方がいいのではないでしょうか。