「畠山みどり」語る大借金を乗り越えた演歌道 現在は息子夫婦と田舎暮らし
「月に叢雲(むらくも)、花に風」のたとえを地でいくのが畠山みどりさん(81)。ミリオンセラー演歌歌手として大豪邸を構えた一方で、バブル崩壊で大借金もこしらえた。その彼女が、コロナ禍のさなかにひっそりと富士山の麓に居を移したという。
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みどりさんが世に出たのは1962年。デビュー曲「恋は神代の昔から」が150万枚、3曲目の「出世街道」は250万枚が売れた。“美空ひばりの妹分”として一気にスターダムにのし上がり、63、64、66年に紅白歌合戦出場。...