三浦春馬さん急死で松岡茉優共演「カネ恋」の行方 TBSが簡単にお蔵入りできない事情
ツイッターの要望
またドラマの公式ツイッターを閲覧すると、「最初の3話を、そのまま放送してほしい」という要望が非常に目立つ。
6月にクランクインし、既に3話まで撮影されているという報道を受けての書き込みだろう。
《出来ればそのまま番組放送して欲しいです。三浦春馬さんがどんな想いで撮影されていたかと思うと……なので最後の作品になってしまいましたが、なんとかそのまま放送されますように……》
《春馬さんの最期の演技、どうか放送してください。お願いします》
《わたしも春馬くんが最期にがんばって撮影に取り組んだドラマが見たいです、、、代役になる方に申し訳ないのは承知の上です。お蔵入りになるのだけは嫌です》
(註:改行を省略し、句読点を補った)
相次ぐ“お蔵入り”報道
こうしたツイートが多い理由の1つに、スポーツ紙を中心に「お蔵入り」の可能性が報じられていることが挙げられる。一部をご覧いただこう。出典は全て電子版だ。
◆スポニチアネックス:7月20日「三浦さん12月主演舞台の代役探し『かなり難航』 9月スタートTBSドラマはお蔵入りも」
《9月スタートのTBS「おカネの切れ目が恋のはじまり」は3話まで収録済み。同局の関係者は「コメディーという性質もあり、亡くなった方に代役を立てて放送するのは現実的ではない」と話しており、お蔵入りは避けられない状況だ》
◆デイリースポーツ:7月20日「三浦春馬さん急逝から一夜 共演者も憔悴 撮り直し、代役は困難…ドラマ消滅も」
《放送予定日まではまだ時間があるため、物理的には撮り直すことも可能ではある。だが、関係者は「役者たちのメンタル的に『やれるのか?』と思う。ラブコメディーですが、笑っている場合じゃないというのが本音。お蔵入りの可能性もあると思う」と、作品の事実上の“消滅”を示唆した》
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