たけし、ウッチャンもいる日曜昼は超激戦区 それでも「和田アキ子」が安泰のワケ
まだまだ番組は続く
和田アキ子は、昔から「芸能界のご意見番」と言われる。歯に衣着せない発言が物議を醸したこともあり、番組に貢献してきた。
12日の放送について言えば、木下優樹菜(32)に対する記事に、ご意見番としての期待が集まっているのが分かる。だが、そうした“爆弾発言”も、最近はなりを潜めているようだ。
「アッコさんも御年70歳です。今でも発言が炎上することはありますが、それでも昔に比べれば、おとなしくなったと思います。また、ご本人も世論やネットの動向を気にしておられるのでしょう、ただ、それでも峰竜太、勝俣州和(55)、出川哲朗(56)、松村邦洋(52)、竹山隆範(49)、ヒロミ(55)、IKKO(58)という手練れの皆さんが的確なフォローを入れますから、視聴者は安心して観ることができるのでしょう」(同)
また番組の雰囲気が前番組の「サンデー・ジャポン」(10:00)と似ており、その恩恵を受けている面もあるという。
「2番組とも生放送で、とにかくスタジオに大勢の出演者が並んでワーワーやっているという共通点があります。アッコさんは親分の位置づけですが、子分からイジられることも珍しくありません。仲間内で楽しそうにやっているのを見ると、なんとなく視聴してしまうという方も多いのではないでしょうか。『サンジャポ』のスタートも2001年ですから、こちらも長寿番組です。“サンジャポからアッコ”という視聴習慣がついているわけです」(同)
テレビ業界も新型コロナ問題で頭を抱えている。ギャラの高いMCをリストラする動きもあるというが、「アッコにおまかせ!」はそうした懸念とは無縁だという。
「アッコさんで数字が取れるというわけでもありませんが、この番組は別格です。アッコさんも今のテレビ業界が厳しいということは、よく理解されておられます。昨今はかなりの大物でもギャラ減を受け入れてくれます。もし番組が終了するとしたら、アッコさんの気力や体調の問題でしょう」(同)
黒柳徹子は86歳。彼女と比べれば、和田アキ子もまだまだ現役だろう。
[4/4ページ]