韓国女史のWTO事務局長誕生なら…“日本海”は“東海”になるという悪夢の再来
世界貿易機関(WTO)の事務局長選挙に立候補した韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長(53)。スイス・ジュネーブのWTO本部で所信表明演説を行なった後の記者会見で、日本と中国の支持を期待する発言を展開した。日韓が政治経済ともに緊張関係にある中で卓越した“鈍感力”を発揮した格好だが、彼女は一体何者か。そして、彼女が権力の階段を登りつめたとき、何が起こるのか。
氏は会見で「韓国と日本は多国間貿易体制の恩恵を受けており、これを維持・強化する必要がある」とし、また「事務局長候補の中で誰がWTOを改革する適任者なのか、(日本は)その能力と資質を見ると判断する」と述べた。...