ウオッカで投票率アップ? ロシア憲法改正選挙 “プーチン延長”に78%が賛成の真相は

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 ソビエト崩壊以来、“民主主義国家”として生まれ変わったロシア連邦で、7月1日に行われたのは憲法改正の国民投票である。

 その内容は、プーチン大統領(67)が最長で2036年まで大統領の座に居座れるようになるもの。プーチン氏の“独裁”が約束されたかにも見える今回の改正だが、驚くべきは、78%という賛成票の多さである。

 元時事通信モスクワ支局長の名越健郎氏によれば、

「プーチンが憲法改正を打ち出したのは今年の1月。その時点では、大統領の任期について触れていませんでした。...

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