波紋を呼ぶ「京都」舞妓の新型コロナ感染 門川市長は知っていた
7月7日、京都花街の置屋などが所属する祇園新地甲部組合は、舞妓2人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。京都市は6月27日に「無職の10代女性」が感染したと発表していたが、実はこの女性が件の舞妓だった。組合の発表までには1週間以上を要したことになり、その対応の遅さには批判の声が上がる。
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4月7日の緊急事態宣言発出から営業自粛していた京都五花街は、6月1日より再開している。客同士や芸舞妓との間に間隔をあけるといった「感染拡大防止のガイドライン」を設定してはいるものの、客の求めに応じてのお座敷遊びや杯の回し飲みなどは依然として行われ、ガイドラインは守られていないのが実情だ(前回記事「京都『祇園』の舞妓2人がコロナ陽性 遅れた公表、関係者は『ホストクラブよりあかん』」参照)。...