巨人ファンが愛をこめて送る、開幕ダッシュで躓いた阪神タイガース改革プラン
プロ野球選手の肉離れは飲みすぎが原因だ
近年ですと2016年ドラフト競合の末獲得しました高山俊外野手なんかはルーキーイヤーに大活躍をし、私のような昭和からのファンには「藤田平の再来か?」と思わせる打棒を見せてくれたのですが、その後は出場機会すら逸しているのが現状です。さらに北條史也内野手もプロ入り5年目の2016年には好成績を収めてレギュラー定着もあるかな? と思ったら、ベンチを温める存在になってしまい現在に至ります。他にも俊足巧打だった上本博紀内野手、長打が魅力だった中谷将大外野手、いずれも伸び悩んでいるのが不憫でなりません。
一方、投手に目を向けますと伸び悩み代表格は何と言っても藤浪晋太郎投手。ルーキーイヤーから着々と素晴らしいキャリアを重ね、近い未来は日本球界の至宝になるかと思っていたのですが、ここ3~4年大スランプに陥り昨年などは一軍戦は1試合4回1/3しか登板していません、さらに昨今の新型コロナ感染騒動…。そして2017年12勝を挙げ大活躍した秋山拓巳投手もその後はなかなか思うような活躍が出来ていません。
もちろんプロの世界ですから、他球団に研究され攻略されてスランプに苦しむことはあるでしょうけど、そこはただのファンである私が分析などできるわけもなく論ずるのは失礼極まりないのでいたしません。
が、他にも原因があるのでは? と邪推してしまうのです。
大阪いや関西では、阪神の選手というだけでスターましてや活躍すれば大スターという扱いを受けて、タニマチが野球に没頭して生きてきた純朴な青少年たちを誘惑多き夜の巷に連れ出して、快楽の味を覚えさせてしまっているような気がしてならないのです。
屋内球場と違い風に左右される球場というのはわかりますが、阪神園芸さんが整えてくださった日本一の天然芝と土のグラウンドでミスを連発したり怪我をしたりというのは、夜の酒量の多さからきているのでは、と推察されてしまうのです。あるプロ野球OBの評論家の方は、「プロ野球選手の肉離れは飲みすぎが原因だ」と仰ってました。それが100%だとは思いませんがプロ経験者が仰っていたのだから、かなり核心をついたものだと思います。
どうかタニマチの皆さん、本当に阪神タイガースを愛していましたら、酒席への誘いの回数を減らしてグラウンドでの活躍に拍手を送ることに専念してください(コロナ禍で必然的に減るとは思いますが)。
そしてもう一つ、人情の街・笑いの街の優しさが結果的に選手を甘やかしてしまってはいないか? と思うわけです。優勝を逃したりAクラス入りができなかったりしても、甲子園球場はいつでもほぼ満員で「まあ、ええやん」と許してしまっているようにも見えます。
巨人にだけ勝ってくれれば…
ある熱狂的な阪神ファンの友人なんかは「巨人にだけ勝ってくれれば、優勝なんてどうでもええねん」と言っていました。その言葉や発想を選手も無意識のうちに共有してしまっていないか? と感じることもあります。
私をはじめ巨人ファンはそのあたりはシビアというか冷たくて、低迷が長引きますと、観戦拒否や応援拒否などを平気でしたりします(愚行だとは思いますが)。
さらにこれは巨人とも通ずる部分ではありますがFAに頼りすぎであるところ。やはり球界を代表する老舗の暖簾を掲げている球団であるわけですから、生え抜きのスーパースターを大事に育てて欲しいものです。そういった意味では2019年のドラフトは甲子園でも活躍した選手を大量指名し入団させたので、3~4年後が楽しみではありますね。
つらつらと生意気に書かせていただきましたが、やっぱり阪神には宿命のライバルであって欲しいわけです。他の球団やファンには大変失礼なのですが、巨人と阪神での隔年優勝なんかが続いたら、球界の人気復活やさらなる繁栄につながるのではないでしょうか?
追伸:タイガースガール、あれは台湾野球の応援みたいでとてもいいですね。さすがアメフト文化が根付いている関西、チアガールが非常にすばらしいですね。
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