甲子園中止で「交流試合」 球児の汗をビジネスにするメディア、高野連の思惑
コロナ禍であえなく中止になった春と夏の“甲子園”に代わり、交流試合が行われることになった。球児への救済とはいうものの、大会方式や放映権まで、大人の思惑が錯綜していて……。
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日本高野連の八田英二会長が交流試合の開催を発表したのは、6月10日。春のセンバツに出場予定だった32校を8月に甲子園へ招き、各校が1試合ずつ戦う形式だという。
野球担当記者の解説。
「大会は『2020年甲子園高校野球交流試合』としていて、八田会長は“悔いのないように交流試合に臨んでください”と言っていますが……」
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