広島「堂林翔太」がついに覚醒! やっと本領を発揮し始めた“遅咲き”の男たち
6月27日に行われた阪神対DeNAの一戦、一人の投手がスポットライトを浴びた。阪神の6番手で登板した伊藤和雄である。8回裏からマウンドに上がり、2三振を奪ってDeNAの攻撃を三者凡退で退けると、続く9回表にチームが勝ち越し、実にプロ入り9年目での初勝利を手にしたのだ。
伊藤は東京国際大の4年時にエースとしてチームをリーグ戦初優勝に導き、大学選手権でも準決勝に進出。その活躍が評価されて2011年のドラフト4位で阪神に入団した。
しかし、プロ入り後は故障もあって、一時期は育成選手も経験している。...