テレビ不人気時代だからこそ輝く長嶋一茂 国民的「バカ息子」の成長と変化
個人的に長嶋一茂のエピソードで一番思い出すのは、自宅に「バカ息子」と落書きされたというニュースである。引退した女優の元マネージャーによる仕業とのことだったが、ちょっと子どもじみている。身もふたもなさすぎて笑ってしまった。
2世という出自を売る生き方は、今や珍しくもなんともない。ずるいと言われようと親の七光りは使ったもん勝ち。手っ取り早く自分の顔を売って、メディアに大々的に取り上げてもらうためには賢い戦法ともいえる。数々の2世がそうやってのし上がる一方で、脱落・転落する者も多い芸能界。...