北朝鮮、中国の香港への暴挙に熱狂…背景に韓国人への思想改造プランが
米軍撤収で赤化統一は8合目越え
北朝鮮は赤化統一や愚民化政策を通じ、韓国を奪い取ろうとするのか。韓国人は皆こう思うでしょう。韓国を飲み込むどころか存在すること自体が難しいのでは? と。ところが、「水に溺れて助けられた人が“風呂敷を出せ”と言う」との格言があります。助けて貰った恩を忘れてそれまで以上に図々しくなるという意ですが、今、韓国に助けられた北朝鮮がやっていることがまさにこれなのです。
そのまま放っておけば北は自業自得で滅びていくのに、韓国は平和統一を声高に主張しながら彼らを助けようとあくせくしています。北朝鮮はひとまず今の危機を免れることができれば、チャンスが来るかもしれません。彼らには核という恐ろしい凶器があります。北朝鮮が核兵器を振りかざして、韓国内の葛藤を扇動し、親・北朝鮮政権を恐喝・脅迫してでも、米軍を韓国から撤収させさえすれば、赤化統一は8合目を越えたと言えるでしょう。
国力で言うと、北朝鮮は韓国とは比べものにならないのに、彼らがそれを知らずに韓国を赤化統一するなんて非現実的だと考える読者もいるでしょう。そうです。その通りです。しかし、韓国がいかに豊かであっても、それだけで国を守り、国民の生命と財産、幸福を守ることはできません。そして、南北の平和統一は、単語こそ同じですが、北と南では考え方が全く違います。筆者は本当に平和を願っていますが、北朝鮮は赤化統一という落とし穴を掘り、その落とし穴の前に「平和統一」と書かれた美しい屏風を掲げて、韓国にここまで来るようにと手を振ることでしょう。だから厄介なのです。
香港の現状がその可能性を示唆しています。北朝鮮の統治が韓国に拡張された時、すでに準備していた韓国保安法などを発令し、抵抗する個人と集団を中国にすらない政治犯収容所へ送って銃殺に明け暮れます。その後は先に触れた通り、巧みな政治教育プロパガンダとニンジンが待ち構えています。これに抵抗するのは並大抵のことではありません。
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