独立「菊池桃子」と「小泉今日子」の奇妙な共通点 ただし政治的スタンスは真逆

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共に事務所を辞め、共にバツイチ

 一方、菊池の主張に理解を示すメディアもあった。女性自身(電子版)は6月23日、「菊池桃子が出馬を否定する理由 仕事の幅と義父母の介護問題」の記事を配信した。講演の仕事を大切にしていることと、義母の介護に献身している姿を伝えている。

 民放キー局の関係者も、「政界進出の噂を菊池さんは『100%ない』と断言しましたが、私たちも彼女は嘘をついていないと思います」と言う。

「菊池さんが今、行動を共にしているマネージャーさんは、パーフィットプロダクションで長年、菊池さんを担当していた人です。共に退社し、共に新会社を興しました。菊池さんの講演料は最高額で200万円とも囁かれています。政界に出馬すると、こうしたビジネスモデルが崩壊してしまいます。菊池さんにとって一蓮托生のマネージャーを路頭に迷わせるようなことをするはずがありません」

 ちなみに、橋下徹弁護士(51)も講演依頼が多いことで知られるが、本人はテレビ番組などで「講演料200万円」を認めている。

「小泉純一郎元首相(78)や高橋尚子さん(48)の講演料を“特Aクラス”とするなら、菊池さんはAクラスというところでしょう。標準価格は100万円くらいだと思われますが、この額だと『受けるか受けないかは菊池さんの自由』ということになります。何としても講演を依頼したい場合は、150万から200万に跳ね上がるでしょう。菊池さんは『選挙に出て、今のポジションをわざわざ失うのもどうか』と考えているはずです」(同)

 民放キー局の関係者は「よくよく考えると、菊池さんは小泉今日子さん(54)と共通点が多いですね」と指摘する。その根拠をご紹介する前に、まずは表をご覧いただこう。

 ちなみに菊池桃子は2012年、に法政大学大学院政策創造研究科で雇用問題を専攻し、修士号を取得したことで、労働分野の専門家としても知られるようになった。

「80年代アイドルのトップが松田聖子さん(58)と中森明菜さん(54)の2人であることは言うまでもありませんが、菊池・小泉のご両人も、負けず劣らずの人気でした。一般的には、小泉さんのほうが、菊池さんより評価されていると思います。しかし、菊池さんは武道館公演の最年少記録を持っています。また若い頃に映画の経験を踏み、それが90年代にテレビドラマで花開きました。今で言えば、橋本環奈さん(21)の売り出し方に似ていますね」(同)

 小泉はデビュー以来、ずっとバーニングに席を置いた。菊池は1988年に“ロックバンド”「ラ・ムー」を結成するが、興行的には失敗してしまう。これを契機にトライアングルプロダクションからパーフィットプロダクションに移籍した。

「バーニングもトライアングルも、所属タレントは10人前後です。タレント本意のマネジメントを行うことでも知られています。菊池さんも小泉さんも、これまで長年、苦楽を共にしてきた事務所を辞めて、個人事務所を設立して業界で話題となりました。また、お二人ともバツイチで、最近になって新しいパートナーを得られたことでも注目されています。菊池さんは入籍されましたが、小泉さんは妻子ある豊原功補さん(54)との不倫状態ですけどね」(同)

 そして2人とも、“政治”に接近している。

「菊池桃子さんは一億総活躍国民会議の民間議員に選ばれ、政府・自民党と近いことで知られています、一方の小泉今日子さんは法務省の人事問題を批判するなど、野党寄りの姿勢を鮮明にしています」(同)

 論語には「五十にして天命を知る」という有名な一節がある。彼女たちの“天命”は何なのだろうか。

週刊新潮WEB取材班

2020年7月6日掲載

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