「あざとくて何が悪いの?」を地で行く小池百合子 女子アナ礼賛主義が生んだ強者の論理

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 強い者ではなく、変化し続ける者が生き残る。そうであるならば、やはり小池百合子は今回の都知事選も再選するのではないか。「権力と寝る女」「政界渡り鳥」と呼ばれた変わり身の早さは、進化論上は正しい。

 目立つパフォーマンスが大好き。目立つ地位が大好き。断髪式にコスプレや始球式。YouTuberとのコラボに余念がないが、政策に信念はない。政治家ではなく政治屋。そう批判されてきた小池。その並々ならぬ上昇志向に満ちた人生を辿った「女帝・小池百合子」は、5月の発売から早くも話題になっている。...

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