巨人「原監督」の賭けゴルフ、球団コーチとも 犯罪的“握り”をメンバー告発
「監督に50万やられちゃって」
「表沙汰になったことはありませんが、原さんはとにかく賭けゴルフが大好き。すごい腕前の上にとんでもないレートで握るから、これまで累計で何百万円持っていかれたことか……」
こう証言するのは、十数年前から一緒にラウンドしてきた50代の男性である。
確かに先のデスクによれば、
「原監督のゴルフ好きは広く知られていて、ハンデもシングル。といってもシーズン中は時間がなく、おもに年末年始にプレーしています。時には、選手やコーチらと回ることもあります」
その一例として、
「日本一やリーグ優勝を成し遂げたシーズンの暮れには、選手やスタッフの慰労を兼ねてハワイやオーストラリアに旅行するのが恒例ですが、そうした際に監督は連日、現地で朝からチームメイトとゴルフに興じていますよ」(同)
とのことで、実はかつて2000年代後半には、こんな場面も目撃されていた。
「宿泊先のホテルで朝、あるコーチがゴルフバッグを背負って大慌てでロビーを移動していました。周りの関係者が何ごとかと尋ねたら、そのコーチは『ゴルフに行きたくないので部屋にいたら(原)監督から“来い”って電話が掛かってきて……』と言うのです。何でも、お金が相当動くようで『昨日も監督に50万(円)やられちゃって、どうせ今日も負ける。年俸が全然違うから痛いです』などとぼやいているのを耳にしました」(同)
実際に原監督のゴルフは玄人はだしで、自身が会員である名門「相模原ゴルフクラブ」では、2004年にクラブチャンピオンにも輝いている。
「現役時代から球界随一の腕前で、1992年の暮れに催された『プロ野球選手会オールスターゴルフ』ではトータル80のベストグロスで回り、他の選手を圧倒しています。引退後も変わらずで、かねて“50歳で米シニアツアーに参戦するのが夢”と公言していましたし、“セミプロ”といっても過言ではありません」(同)
ちなみに09年の優勝旅行では、オーストラリアの「パームメドウズ・ゴルフコース」で選手会コンペに参加。アウト38、イン36の計74で優勝している。そんな実力者を相手に金銭のやり取りが生じれば、たしなむ程度のチームメイトなどひとたまりもない。
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