慰安婦支援団体のカネの流れの怪しさ、行政の超事なかれを告発する爆弾女史
文政権下で幾何級数的に増えた各種寄付団体
訪問前にナヌムの家のホームページにある電話番号に電話したら、社会福祉士の先生が親切に案内してくれ、正義連や女性家族部とはあまりにも対照的で驚きました。おばあさんたちに、美味しいものをご馳走したいという気持ちで、孫のような人たち2500人から集めたお金をおばあさんたちに渡したいと言ったら、とてもありがたいと言ってくれました。しかし、私たちがお金を渡すのを良しとしない勢力からの圧力も相当なものがありました。
以前は訪問者達がおばあさんと直接会うことができましたが、コロナ禍にあってそれは不可能なのだそうです。おばあさんたちが一番好きな果物でも買って行くと言ったら、マンゴーが一番好きだと教えてくれました。ちなみにそのマンゴーは寄付金に関する法律が厳格であるがゆえに、皆さんが送ってくださったお金で買うことはできず、私や弁護士ら3人が現金で買うことになりました。
寄付金管理法がこれほど細かく定められているのに、尹美香はおばあさんのところに行くはずのお金をどうやって他のところで使えたのだろうか。誰が他の用途に使って良いと承認したのか。マネーロンダリングの話まで出ている中で、文在寅大統領が寄付金透明処理法案について精査せよという指示を下しました。にもかかわらず、大統領府は口を閉ざしたまま。国民に対していつまで沈黙を続けるのか。ここまでくると、寄付金制度の構造をしっかりと見せてくれた尹美香と正義連に感謝すべきなのかもしれません。
ナヌムの家は、京畿道広州(キョンギド・クァンジュ)の空気が良いところにあります。
面談を終えて庭に出ると、通帳を直接管理する能力があるおばあさんの一人がちょうどそこにいました。2人の職員が支えて一緒に遊んであげていました。私が近づいて「おばあさん、美人です」と言ったら、「私、きれいですか? オホホ」と喜んでいました。「おばあさん、美味しいものたくさん食べて長生きしてください」と言うと、「そうだ、マンゴー買ってくれてありがとう」とおっしゃいました。職員たちがケアする雰囲気は洗練されており、何よりもおばあさんが健康そうで、心が少し楽になりました。
文政権下で幾何級数的に増えた各種寄付団体の正体は何か、寄付金管理の透明性を強化しろという大統領の指示に平気で唾を吐く寄付団体の悪質さ……。ソウルに戻る途中、多くの悩みに気持ちが沈みましたが、それでも戦いを共にする仲間が1人、2人と増えていく喜びもあり、次の“戦闘”に向けて準備します。
何より問題は透明性ゼロの会計帳簿であり、正義連と尹美香の横領と背任疑惑、ダーティーマネーがどう分配されたか、そのお金を元に反日世論がどう作り上げられたかです。それらはすべて、時間がかかっても検察やメディアが明らかにしなければならないことですが、より根本的な問題は、おばあさんらが悔しさのあまり亡くなることがないよう、すぐにおばあさんらを安全に保護することです。と同時に、特定権力集団の組織的犯罪に騙されてきた寄付者たちと普通の人々の傷を癒すことも喫緊の課題でしょう。
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