米国の警察官は過激集団の台頭に嫌気がさして退職者続出 カラー革命で社会は大混乱

国際

  • ブックマーク

 黒人男性が白人警官に殺害された事件をきっかけに全米に広がった抗議デモは、1ヶ月が経っても鎮静化する気配を見せていない。むしろ事態は悪化している。

 その中で注目すべきは、6月11日、デモ参加者がワシントン州シアトル市の一角にある警察署を占拠し、「キャピトル・ヒル自治区」を発足させたと宣言したことである。

 一角の入り口地点には「これよりキャピトル・ヒル自治区」との看板が設置され、また現地の様子を報じたメディアによれば、「ノー・コップ・コープ(無警察組合)」という名の配給所で、食料が無償提供されているという(Yahoo!ニュース 個人:国際政治学者・六辻彰二氏の6月14日付記事より)。...

つづきを読む