慰安婦デモ28年の歴史にピリオド・聖域を解体…「歴史的な水曜日」を語る

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典型的な「革命戦士」の姿をした慰安婦像前のデモ隊

――24時間座り込みに入った「正義記憶連帯」側の「共同行動」。警察側の対応についてどう思いますか?

 非常に不公平だ。大統領府側の下命があったか、あるいはその顔色を窺っているかのようだ。
 24日の集会開催当日、座り込みという名の下に、慰安婦像を取り囲んで自分たちの体をロープで結ぶパフォーマンスに参加した若者が25人ほどいた。警察側の説明によると彼らは少なくとも現行法を5つの点で違反している。 警察側は当初、もし集会場所の不法占拠があれば、彼らを強制的に連れ出すとしていたが、実際に彼らが集会場所に乱入すると、警察側の発言が変わった。「事故予防」のため強制連行が難しいという説明だった。

「反安倍反日青年学生共同行動」は、親北・反米性向の「民衆民主党」傘下の前衛組織と把握されているが、同様に親北性向の団体で、反米運動に熱心な「大学生進歩連合」ともおそらく深い関係を持っているだろう。青瓦台側の人物が「大学生進歩連合」の関係者と顔を合わせていたという月刊朝鮮の報道もあった。だから、私は「反安倍反日青年学生共同行動」の不法行為を警察側が事実上幇助していると考えている。

 特に「民衆民主党」はここ数年、ソウル鍾路区所在の駐韓米国大使館前と京畿道平沢市に駐屯している在韓米軍基地前で、「在韓米軍の撤収」を主張する「1人リレーデモ」を続けてきた。駐韓米国大使館前で彼らが続けてきた「1人デモ」の場所は私が今年4月に奪った。その場では現在、右派市民が「韓米同盟の強化」を促す内容の「リレー1人デモ」を70日以上続けている。

――「正義記憶連帯」も北朝鮮と関係があると見ていますか。

 朝鮮日報など国内メディアを通じ、すでに知られている事実だ。尹美香議員の夫で、水原市民新聞の発行人である金三錫(キム・サムソク/55)氏は1990年代の有名な「兄妹スパイ団」事件ですでに刑事処罰を受けているし、脱北者を相手に越北を勧めたという疑惑を持たれてもいる。

 慰安婦被害女性の名前を冠した奨学金が、親北団体所属の関係者らに支給されたという報道もあった。先に言及した「反安倍反日青年学生共同行動」の関係者は慰安婦像の周辺に座っているが、典型的な「革命戦士」の姿をしている。 内部的には徹底した命令体系が存在しているように見え、その点からも、このような一糸乱れぬ行動をするよう誰かの指示・教育を受けているとしか考えられない。

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