“石破に勝てるなら誰でも”“岸田で勝てないなら自分が”「安倍首相」解散戦略

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政局が始まった

 6月18日に通常国会が閉じた直後、河井夫妻の逮捕の喧騒をよそに、永田町は政局へと突入した。安倍晋三首相ら政権与党幹部は“夜日程”を続け、メディアはポスト安倍や解散に関する憶測記事を報じ続けている。その実態とは?

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「国会が閉じる6月18日の朝日新聞朝刊は、字面こそ威勢はよいものの、悔しさがありありと出ているように見えました」

 と、ある官邸関係者は語る。実際に紙面を見てみると、2面の「時々刻々」の欄で、以下のような見出しが並んだのだった。...

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