「ハケンの品格」は13年ぶりの復活でもなぜ視聴者にウケるのか
13年ぶりに復活した篠原涼子(46)の主演ドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ、水曜午後10時)が面白い。6月17日に放送された第1話の世帯視聴率は14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高水準。2話以降も注目が集まりそう。
「ハケンの品格」のフォーマットはヤクザ映画や時代劇と似ている。物語の途中までは強者が弱者を徹底的に踏みにじり、見ている側まで悔しい思いにさせられるが、終盤で大逆転が成し遂げられ、爽快な結末となる。
第1話の物語はどうだったかというと、前作と同じく、里中賢介(小泉孝太郎、41)や東海林武(大泉洋、47)らが正社員として働く食品商社のS&Fに、派遣社員の大前春子(篠原涼子)が再びやってくる。...