木村拓哉ドラマ「BG」好発進と「koki,」歌手デビューなどファミリー計画の中身

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今年は“トト”とCocomiイヤーだが

 6月18日に始まった主演ドラマ「BG~身辺警護人」(テレ朝系)が、視聴率17%と好発進した木村拓哉(47)。予定から2カ月遅れのスタートとなり、その間にインスタグラムも始めたキムタクは今後、家族に関してどんなプランを抱いているのか。中身を覗いてみると、次女koki,の「歌手デビュー近し」の話も聞こえてきて……。

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 BGは公のシークレット・サービスと違って、木村扮する民間警備員が活躍する物語。今回がいわゆる“シーズン2”となる。
「もともと2020年はオリパライヤーだったので、『BG』もそれに絡んだ話だったんです。各国要人が来日するのはもちろんですが、それによって警備バブルが起こるという前提のもと、ストーリーは組まれていたわけですが、コロナ禍で変更を余儀なくされました」
 と、テレ朝関係者。

「で、主役の島崎章(木村拓哉)は、当初にいた警備会社が外資に買収された後も働いていたものの、そこの方針に納得できず飛び出して、1人で警備会社を立ち上げる『正義の男』という設定になりました。いきなり仕事の依頼が来るんですが、警備対象者がワケありで『1人警備』のおそまつさをつかれる。そしてそこに、元同僚を演じる斉藤工が現れて……。視聴者としては新作ドラマへの飢えもあったでしょうし、自粛前にライフスタイルが戻ることはありませんから、とりあえず数字のうえでは奏功したというところでしょうか」

 別の民放関係者によると、
「相変わらずというか、今の木村さんらしいなぁというシーンが冒頭にありましたね。警備対象者を狙う男が隠し持っていたワインオープナーで木村さんが腕を刺された際に、“抜いたら美味しいワインでるかな~?”って言うんですね。せっかくのセリフで見せ場なんですが、ファン以外はあれ、クスっとできないというか……。木村さんが繕っている、自然じゃない、無理している感が出ていて、昔はもっと自然体だったのになぁと思ったりしていました」

 不自然という意味で、キムタクの“眼”に注目するのが、あるスタイリスト。
「アイラインをこれまで以上に強く引いていました。かなりしっかりとですね。アイラインは入れるほど老けて見えてしまうんですが、それ以上に、木村さんは『眼力』を大事にしたかったということなんでしょうね」

 冒頭の写真は、コロナ禍で日本列島が自粛を迫られている際に開設したキムタクのインスタからの引用だが、いずれも眼をがばっと見開いているもので、このスタイリストのコメントと奇妙に一致しているようにも映る。

 ともあれ、2020年は長女Cocomi(19)のVOGUE表紙デビュー(ディオールとのコラボ)もあり、木村ファミリー全員が公に勢ぞろいした年でもあった。

「逆に、お姉ちゃんよりひと足先にデビューして今年17歳になったkoki,の露出は抑え目ですね。モデルとしては世界が好む東洋らしさを持ち合わせていないので、世界の舞台で闘えるという感じではもともとありませんでした。シャネルやディオールのアンバサダーを担いましたが、実力はそこ止まり。モデルとして最も肝心なファッションショー出演は数える程度で、パーティーに呼ばれるのが関の山。そこへコロナ禍がやってきて、ファッションショーの数が減るどころか、ファッション界自体が変革することは間違いない。過渡期に、koki,がどんなパフォーマンスをすれば効果的なのか、一家それぞれが考えているところのようです」(前出・スタイリスト)

素晴らしい歌声のkoki,

「koki,は三浦大知らに楽曲を提供したりしていますが、実は歌がとてもうまいんです。名前を明かせないのが残念ですが、ある著名なタレントが彼女の歌声を聞いて、ビックリしたそうです。“歌わせたらヤバい。私が言うのもアレだけど、これは早くデビューさせるべきだ”と言ったとか。ですから、koki,の歌手デビューのタイミングを一家が窺っていることは間違いないでしょう。まあ今年は1月に木村さんのソロデビューがありましたし、Cocomiちゃんのお披露目もありましたから、来年以降に仕込み始めている感じはありますね」(先の民放関係者)

 その場合、工藤静香(50)はステージママ化するのだろうか。さる編集者によると、
「いや、全然そんなことないと思います。koki,ちゃんの撮影についてきたりはもちろんしますけれど、うるさいマネージャーみたいなことは一切なく、一歩も二歩も引いていますね。スタジオの隅の方に座らずに立っている。とても好感が持てます。モニターを確認しますか? なんて声をかけても、“いえいえ、もうすべてお任せしていますので”ととても控えめ。“私は気にしないで”のスタンスをkoki,ちゃんも見ていて、もちろんそれにならっている。生き馬の目を抜く芸能界の荒波をくぐり抜けてきただけに、よくわかっていらっしゃるなぁと感心しましたね」

 2人の娘からトトと呼ばれるキムタクのソロデビューに始まり、Cocomiのお披露目、ドラマ好発進、koki,歌手デビューを展望、工藤静香は現場でしおらしく……。一家で稼ぐ覚悟は固まっているようだ。

週刊新潮WEB取材班

2020年6月21日掲載

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