差別防止で「コロナ感染者」の国籍非公開へ 医学者からは反対の声
コロナ禍ではっきりしたことが一つある。早期に感染を抑えこんだ国の多くが、国民のプライバシーより感染対策を優先したことだ。韓国しかり台湾しかり、もちろん中国もだ。
片や感染者が見つかった場合でも、日本人か外国籍かを公表するのを中止すると明らかにしたのは京都府である。府ではこれまで感染症法に基づいて年代や性別に加え、外国籍かどうかも明らかにしていた。ところが、外国人差別に詳しい大学教授などから批判されると、ストップしてしまったのだ。ちなみに京都市や滋賀県は以前から国籍を明らかにしていないという。...