渡部建「不倫問題」をイジる芸人仲間たち 「ナイツ」と「おぎやはぎ」は秀逸
アンジャッシュ渡部建(47)の不倫ネタを芸人仲間がネタにしている。渡部への怒りを表しつつ、どうにかして笑いに持っていこうとする涙ぐましいほどの芸人愛だ。彼をイジったり、ネタにすることで、世間の怒りを少しでも鎮められたらという思いがあるという。
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♪芸のためなら女房も泣かす……上方の噺家・初代桂春団治の破天荒な生き様とそれを支えた妻をモチーフにした「浪花恋しぐれ」だ。世間の風潮はさておき、芸人には今も、呑む・打つ・買うの三道楽は芸の肥やしと考えがちなところがある。良い悪いではなく、一般のモラルとは外れたところがあるのが芸人だ。
ダウンタウンの松本人志(56)は、6月14日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ)で、「相方にも謝るべき」と述べつつ、不倫を否定しなかった。
松本:後輩には、女好きなのであれば、有名女性と結婚したらアカンって言ってる。(中略)相手もタレントさんですから、奥さんといえども。その人も傷つけるし、そっち(妻)のマネジャーや事務所さんにも迷惑がかかる。離婚になったとしても、子どもがいたら、その人(元妻)が街を子ども連れて歩いてるだけでも『ああ、あの子ども…』って言われてしまう。そこまで、責任をちゃんと負えないならば、有名人と絶対に結婚したらアカンよって。
これに対して、SNSでは《一般人を軽視している》という声があったが、一般人よりも有名人と結婚した場合のほうが、リスクが大きいと言いたかっただけだろう。
また、《「女(男)遊びがやめられない奴らは結婚するな」でしょ!》という声も上がったが、この感覚が芸人とは違うようだ。
同じく14日放送の「サンデージャポン」(TBS)では爆笑問題の太田光(55)が、芸人の女性スキャンダルを取り上げる苦悩について語った。
太田:我々の番組も漫才も、ちゃかすことをやっているのに真面目に取り上げられてしまう。「どうせ芸人だから」という目線を持ってくれれば。ズーッと迷っている。
他の芸人たちも不倫を否定する声はほとんどない。自身も不倫が報じられたことがあるカンニング竹山(49)は、10日放送の「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)でこう言っている。
竹山:とんだバカヤローですよね。グルメは食い物だけじゃなかったと言うね。何やってんだ、バカヤローって話ですけどね。ちゃんと奥さんに謝って、もう一度ちゃんと働いて欲しいですけどね。(中略)でも、そもそも勘違いしちゃいけないですよって言うのは、芸人なんてこんなもんですからね。僕も含めね……テレビだから、喰うためにこうやってキャラやってますけど、芸人なんてまともなヤツいねえんだから。て、いうことを分かりながら見ていただけると我々はありがたい。
芸人同士の保身のように受け取る向きもあるだろうが、テレビで発言するなら、これくらいが限界か。
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