趣味のラブホテル観光 奇抜な趣向に見る“昭和人のパワー”

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「連れ込み」と呼ばれたのは昔の話。今の時代、「ラブ」より「ファンタジー」、レジャーランド感覚が重視されるらしい。そんな非日常の演出がたのしいヒミツの「愛の空間」を覗いてみよう。

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 そこに駆け込むカップルの胸の高まりを受け止めるには、非日常を演出するための仕掛けが必要なのか――派手なネオンと趣向を凝らしたインテリアのラブホテルは日本以外には韓国、台湾にしかないものだといわれる。

 この独特な空間を取り上げているのが『趣味のラブホテル』(新潮社刊)。...

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