12球団で最も優勝から遠ざかるオリックス「復活」なるか 試合数減少でチャンスあり
コロナ禍で開幕延期を余儀なくされていたプロ野球2020シーズンもようやく6月19日の開幕が正式に決定。ファンにとっては嬉しい限りだ。いずれにしても交流戦の中止がすでに決定している今シーズンは試合数が大幅に少なくなるイレギュラーな状況のもと、優勝が争われることになる。そんな中、注目を集めているのが現在12球団で最も優勝から遠ざかっているオリックス・バファローズの動向だ。
オリックスが最後に優勝したのはまだブルーウェーブを名乗っていた96年。前年に起こった阪神・淡路大震災からの復興を願い「がんばろうKOBE」を合言葉に仰木彬監督のもと、メジャー入りする前の若きイチローがいずれも3年連続となるMVP、首位打者、最高出塁率、最多安打をマークするなど大活躍。...