マンネリ化を「脇役のキャラ立ち」で乗り切る「BSテレ東」の巧みさよ
特筆すべき新奇性はないものの、キャラクターが育っていき、ドラマの世界観が固められていくのを観るのは嫌いじゃない。ある意味「テレ朝の警察モノ方式」ね。心を奪われるほどの話ではないが、再放送をバンバン重ねて茶の間でのキャラクター認知度を上げていく。乗っかるよ、そこには。
ただ、今回はテレ朝じゃないの。私が密かに愛情を抱いているBSテレ東なの。
行動心理学を駆使し、容疑者や重要参考人と大脳辺縁系で対話。嘘を見破り、罪や目論見を暴く「サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻」である。...