小池都知事を信じるべきなのか 元都知事「舛添要一」「猪瀬直樹」はこう見る
ここ数日の発言からは、小池知事の風を読む卓越した力がうかがい知れる。緊急事態宣言が解除される前は、日々「気が抜けない状況」「気を引き締めていきたい」と連発していた同じ知事が、感染者数が再び22人にまで増えた5月29日にも、「感染状況の把握が難しい状況には至っていない」「重症患者、入院患者がともに減少傾向で、医療提供体制も十分確保できている」と、自ら真っ先に気を緩めたのだから。
東京都は新型コロナウイルスに感染しての入院患者数に、自宅やホテルでの療養者ばかりか退院者まで加え、病床使用率を高く見せかけてきた旨を、本誌(週刊新潮)は指摘してきた。...