「巨人・坂本」コロナ禍にインフル2つ感染、2000本も絶望的なツイてない2020年
微陽性から陰性へ
6月19日のプロ野球開幕を前にして、ファンならずとも好ましからざるニュースだった。巨人は3日、坂本勇人内野手（31）と大城卓三捕手（27）の2人が新型コロナウイルスに感染していることを発表。陽性の中でも「微陽性」で、専門家は「感染から回復した後、かなりの時間が経っている」と見ていた。翌4日には、PCR検査で「陰性」の判定が出た。いずれにせよ早期復帰が想定されるのだが……2020年の坂本選手はツイてないと、父・和夫から2代続けて巨人ベッタリの徳光正行は吐露するのだった。
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坂本選手の話に入る前に、夜の街に関する話をお伝えしたいと思います。5月25日に全国で緊急事態宣言が全面解除され、そろりそろりという感じで街には人が増え出しました。私は基本的に車で移動していますので、車窓から外を覗くと、商店街付近の人の多さに驚くことがあります。まあ、これは昼間の話で、夜のお店の状況はどうかといろいろな方に話を聞きますと、宣言解除3日前くらいから再開、宣言解除後すぐに営業を再開、宣言解除後マニュアルを作成して6月1日から再開……とそれぞれであるようです。
その内訳を詳しく聞きますと「あー、やっぱり」と納得してしまうことが少なくありません。まず解除前から再開している従業員はこんな感じです。
従業員：やっと再開しました。ソーシャル・ディスタンスをしっかり守って、消毒も万全です。
私：おー、凄いね。ソーシャル・ディスタンス守りながらってなかなか難しいでしょ？
従業員：お客様とお客様の距離を2席分離してるので安心です。
私：女の子と客は？
従業員：それは今まで通り、隣につきます。あとは個室をしっかり稼働させてますね……。
いやいや、女の子とのソーシャル・ディスタンスの工夫が一番大事なんじゃないの？ と突っ込みたくなりましたが、まあ悪い子ではないので、「では、ワクチンが出来たら行くね」なんて返しました。もちろん既読スルーでございます。
次に6月1日に再開したお店に勤務する子から「今日から再開です。不安なので、状況を確認してまた連絡しますね」と連絡がありました。（こういう時でもやっぱり気づかいのある子だな～）なんてニヤニヤしていますと、深夜に「徳光さん、今日、出勤したのですけど、暫く休むことにしました。キャストも半分くらいコロナになってたみたいで、入院していた人もいました。怖くてもうお店には行けません」といったLINEがありました。
（彼女自身は実にしっかりした考えを持ってて安心）と思うとともに、お店やキャストや客の無自覚ぶりに呆れてしまいました。そんな思考の集団が出入りしているお店には、たとえ完全収束しても足が向くことはないでしょう。そして最後に接客マニュアル作成中のお店の人からは「徹底除菌・換気・キャストとお客様のソーシャル・ディスタンスをしっかりとって、キャストはフェイスシールド着用です」と連絡がありました。そしてすぐに「こんなのじゃ、来店しないですよね（笑）」との追伸も。「はいっ、行きません」とも返し辛く、世間話に転換してお茶を濁したのでした。
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