18年前の松潤、小栗、成宮、ウエンツ……「ごくせん」再放送に視聴者はどう反応するか

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「ハケン」は7月スタートに

 フジテレビの月9では、嵐の大野智主演『鍵のかかった部屋』の再放送をしているし、TBSの日曜劇場では松潤の『99・9―刑事専門弁護士―』も始まった。デイリー新潮でも、「コロナ禍で突如、再放送されたドラマを総まくり 急場をしのいだ『日テレ』と『テレ朝』」(5月28日配信)で、過去のジャニーズ主演ドラマの根強い人気を紹介している。

「20年近く前の作品なので、日テレさんもハードルが高いと思っていたそうです。でも、他局が過去のジャニーズドラマの再放送を始めたところだったので、交渉したところOKだったようです。ジャニーズとしても嵐の活動休止前に、メンバーたちの活躍を示しておきたいという気持ちもあるのでしょう」(同)

 それにしても、たった2週放送するよりも、6月いっぱいは「ごくせん」にして、「ハケン」は改めて全10話を夏ドラマとしてスタートするという選択肢はなかったのか。

「夏ドラマもすでに決まっていますからね。ちなみに『ハケン』の後は、浜辺美波と横浜流星のW主演『私たちはどうかしている』が控えています。それぞれをズラすと、季節感が変わってしまいますし、人気タレントはスケジュールを押さえるのが大変ですから、今さら変更もできません。むしろ、仕事を選ぶ篠原涼子クラスの大物とは違い、小泉孝太郎や勝地涼、山本舞香らは次のスケジュールも埋まっている。浜辺や横浜も同様ですから、春ドラマを夏ドラマにすることはできないのです」(同)

 とはいえ、すでに6月である。

「日テレの発表通り、《4月期ドラマのスタートが遅れることで、7月期で予定していたドラマについても放送開始が変更》になるのでしょう。日テレは6月1日から撮影を再開する予定ですが、これまで通りの撮影というわけにはいきません。スタジオでも密を避け、長時間の撮影も難しい。1週間かけて1話も撮影できないかもしれません。そのため、『ハケン』は6月17日スタート、7月29日最終回の全7話。『私たち~』は、8月スタート、9月末最終回の全8話となるようです」(同)

 異例づくしの春、夏ドラマとなるようだ。せめて懐かしい「ごくせん」でも楽しもうか。6月3日の放送は、予告されているあらすじからいって第1話のようだが、続く10日は松潤主役の第7話か、それとも小栗主演の第3話、もしくは田中圭も出演した第10話か……?

「問題は、若い人がついてこられるか。もちろん嵐ファンには、まだ10代の松潤はたまらないでしょう。ただし、02年のテレビはまだアナログ放送でした。現在の地デジと比べて画質はかなり粗い。画面も4:3と両サイドは何も映らない状態になるはず。日テレの編成は高視聴率を期待しているようですが、果たして……」(同)

週刊新潮WEB取材班

2020年6月2日掲載

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