渡辺麻友の電撃引退 関係者は「彼女には芸能界の水が合わなかったのでは…」

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 元AKB48の渡辺麻友(26)が芸能界を引退することが、6月1日、所属するプロダクション尾木から発表された。「健康上の理由」だという。“まゆゆ”の愛称で親しまれた彼女がグループを去っておよそ2年半での電撃引退だった。

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 渡辺をめぐる異変は、今年のはじめから取り沙汰されていた。3月7日にデイリー新潮が配信した「消えた元AKB48『渡辺麻友』 『UTAGE!』も欠席、彼女の身に何が起きているのか」では、不定期放送ながらレギュラーでMCを務めていた歌番組の2月放送回に、彼女が欠席した事態について紹介した。この時も「体調不良」と説明していた。

 また同記事では、20年1月1日から公式Twitterが更新されないこと(こちらは現在に至るまで未更新)、19年9月末をもってファンクラブが休止されたことにもあわせて触れた。売り込みの熱心さを含め、所属タレントには優しいことで知られる尾木プロだけに、渡辺を見なくなったのは“干された”わけではなく、彼女に事情があるのではとの見方が広まっていることを紹介している。結局、その後も表舞台に姿を現すことなく引退となったわけだ。

 渡辺が芸能界に入ったのは2006年。AKB48の第三期生オーディションに合格したのがきっかけだった。09年から始まった選抜総選挙では4位に入り、以降、5位→5位→2位→3位と推移し、14年の第6回選挙で見事1位に輝いた。

 前田敦子、大島優子らと共に、AKBの“顔”として活躍してきた彼女について、テレビ局関係者はこう語る。

「元祖『神7』の一人で、初センター曲は『so long!』(13)年。17年末のNHK『紅白歌合戦』をもってアイドルを引退しましたが、この時はセンターで3曲を歌う超特別扱いされたことからも、運営側が彼女の功績をいかに讃えていたかが分かるというものです」

 AKB在籍時代からドラマにも出演。卒業後は本格的に活動に力を入れてきた。もっとも、12年の初主演ドラマ「さばドル」(テレビ東京系)や15年の「戦う!書店ガール」(関西テレビ系)のいずれも数字は奮わず。17年の「サヨナラ、えなりくん」(テレビ朝日系)は、タイトルに“きりたんぽ”がついたことで揉め、放送前からケチがついた。

「それでも去年の朝ドラ『なつぞら』では広瀬すずの同僚役で、環境に恵まれていなかったわけではありません。ちょっと冷めた感じで、何だか投げやりな演技だったことが印象的でした」(同)

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