前澤友作ZOZO前社長、5億円の申告漏れは黙っていたセコさで「ひとり親支援」できるの?

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私は逃げも隠れもしない、安心して暮らせる国家の実現…

 2度目のやりとりは以下の通り。

――先に頂いたご回答では、多数の美術品の売買取引のうちの、1点の絵画の売買取引について指摘を受けたとございました。1点だけだったとはいえ申告漏れは約1億円と高額です。絵画取引に慣れていらっしゃる前澤さまがなぜその1点の絵画について、指摘を受けるようなことになったのでしょうか。多数の絵画取引のうち、絵画1点をそのまま申告し忘れたということでしょうか。もしくは経費の計上等で、見解の相違があったということでしょうか。

〈売却した1点の絵画の評価益計上を人為的ミスにより誤って処理しておりました〉

――今回、東京国税局から受けた申告漏れの指摘は、絵画1点、9914万898円だけだったという理解でよろしいでしょうか。前澤さまの資産管理会社なども含めて、ほかに法人税などの申告漏れを指摘された事実はないでしょうか。

〈修正申告および追加納税についてのご指摘は当該絵画1点についてのみです〉

 要するに、週刊新潮の取材に対して前澤氏は、話の一部分を認め、残りはスルーして逃げ切ろうとしたように窺える。もっとも、その後の読売のスクープで逃げ切りには失敗したわけだが……。

 とはいえ、読売による報道後のツイッターでは、前澤氏が《私は逃げも隠れもしない》とうそぶく姿が。

 これに対して国税関係者は呆れるばかりで、「読売は何度も電話などで問い質していたみたいですが、無視し通したって聞いています」と明かす。

 そして前澤氏は、《国民の秘密が特定の新聞社に秘密裏にリークされることのない安心して暮らせる国家の実現を希望します》と居直りツイートまで展開したが、「その前に納税義務を果たすべきでは……」(前出・国税関係者)

 よほど悔しかったのか、《「前沢→前澤」です》とツイートし、読売記事で自分の苗字を“間違えられた”“誤報だ”とも言いたげだったようなのだが、それに対しても、「『澤』は異体字だから『沢』と書くのがスタンダードじゃないんでしょうかね。他社も『沢』でしょ?」(同)

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