NHK近江友里恵アナ 家族の反対を押し切った15歳の年の差婚

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“駆け落ち婚”

 ネックとなっていた近江アナの家族については、

「近江さんが『私が説得するから』と言うので、一度は離別を考えた男性も了承し、その年の春に入籍しました。6月から男性は単身、仙台での勤務となり、夫婦の名義で土地を購入したのは7月だったと聞きました。新居が完成するまで、近江さんは引き続き都心のマンションで一人暮らしをしていたのです」(同)

 家族の反対を押し切り、ひと回り以上も歳の離れた男性と一途に“駆け落ち婚”を遂げた近江アナ。その芯の強さは、番組で醸し出す雰囲気とはまさに対極である。

 念願の新居は、今年の2月に完成。私鉄駅にほど近い、閑静な都内一等地の3階建てで、家屋もまた夫婦が等分で所有している。近江アナは平日の早朝、局の差し回すハイヤーに乗り込み、渋谷の本局へと赴く。一方の夫は、仙台にてチーフプロデューサーという立場で番組制作を指揮しているという。仙台で男性に尋ねると、

「(近江アナとは)昨年の5月1日に籍を入れました」

 と認めるのだ。

 一方、東京でひとり新築一戸建てに住む近江アナを訪ねると、冒頭のようにはぐらかしつつも、

「(結婚については)局の広報を通してください」

 と言うので、NHKに聞いたところ、

「職員のプライベートについてはお答えしていません」(広報局)

 言わずもがな、看板たる“朝の顔”へは鉄壁のガードを敷く公共放送の姿である。

 メディア文化評論家の碓井広義氏が言う。

「いまやNHKも、桑子さんのように“私が私が”と自らを前面に押し出すアナウンサーが増えましたが、近江さんは古き良きNHKの匂いがする珍しいタイプで、コロナ禍でステイホームが続く中、こうした人を観ると癒やされます。今回、年上の方と結婚したとのことですが、番組でのタモリさんとのやり取りのように、彼女の自然な素朴さを引き出せるのは、年上のお相手なのかもしれませんね」

 まずは、人生の新ステージに立った彼女の“出口戦略”を見守るしかあるまい。

週刊新潮 2020年5月28日号掲載

特集「NHK“朝の顔”『近江友里恵』アナがひた隠す『15歳年の差婚』」より

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