コロナ危機で日本は「技術敗戦」の様相:安倍政権の「官邸主導」で露呈 インテリジェンス・ナウ
ドナルド・トランプ米大統領は、「新型コロナウイルス」に対して「疫学的対策より経済・PRを重視するアプローチ」で、安倍晋三首相がそれに追随している。『ワシントン・ポスト』オピニオン欄で知日派コラムニスト、ウィリアム・ペセク氏がそう指摘している。
トランプ大統領は3月18日、
「私は戦時大統領だ」
と記者会見で胸を張った。5月6日には、新型コロナの攻撃は、
「真珠湾や世界貿易センターへの攻撃よりひどい」
と発生源の中国を非難。さらにその翌週、中国との「すべての関係を断つ」こともあり得ると述べ、米中冷戦の激化を自ら演出した。...